ここだって鎌倉だ!断ち切るな関谷・玉縄みどりの輪 

「連続開発に脅かされる市周縁の暮らしと歴史」 大船駅付近の玉縄、関谷をご存知ですか? JR大船駅から大船観音横の通りの坂を登ると緑の多い住宅地があります。

柚子の実は残った

裏庭に柚子(ゆず)がある。
ほぼ毎年、よく実をつける。ところが、冬至に柚子湯に入ろうとしても、直前になるとすっかり実がなくなって、わざわざ買ってこなければならない。そんなことがつづいた。犯人はたぶんリスだ。
5、6年前、裏の向かいの松で、リスが柚子をかじっているのを目撃した。太い枝にちょこんと座り、とても愛らしく食べている。リスには松がよく似合う(中国語でリスは松鼠と書くぐらいだ)。いくつか食べたらしく、根元には皮がちらばっていた。味を覚えたのだろうか、枝もたわわの柚子の実が、わずか一晩ですっかりなくなるようになったのはそれからだった。
2006年に始まった宅地開発で、この大きな松の木は、はかなくも切り倒された。数メートル隔てて生えていた、小振りの松も同様である。おそらくは雄松と雌松という見立てだったのだろう。もと畑地の周縁は鬱蒼とした竹林で、梅も2本あり、つまりは松竹梅すべてが出そろう、いかにもめでたい一帯だったのだ。以前の所有者が意識的に植えたのだとすれば、子々孫々、一家の繁栄と家族の長寿を願ってのことだったに違いない。
これらの樹木がすっかり伐採され、丸裸にされた今年の春、一匹のリスが我が陋屋に迷い込んできた。換気扇の隙間から侵入したらしい。これを追い出すのがひと苦労だった。大騒動のすえなんとか風呂場の窓から逃がすことに成功したが、無謀にも手でつかまえようとした家人は指をかまれた。これもりっぱな、開発の被害と言えないだろうか。生活環境を奪われた彼らが、寄る辺を失って換気扇の孔を木のほらと見誤ったのではないかと臆測している。
この冬、裏の柚子は久しぶりに荒らされないまま、いまだにたっぷり実を残している。これを10個ほど浮かばせて、一同冬至の柚子湯を堪能した。小生はといえば、来年もたんとお酒が飲めますようにと、肝臓あたりにたんねんに実をこすりつけた。そしてこんな歌を詠んでみる(回文仕立てなので、よろしければ後ろからもお読みいただきたい)。

肝こすり 横腹しみる この柚子湯 残る実知らば 来よ栗鼠 来んか
〔かんこすり よこばらしみる このゆずゆ のこるみ しらば こよ りす こんか〕

柚子の実が残って、リスは消えたらしい。さびしいかぎりだ。

鎌倉市議会【平成19年12月定例会】にて

平成19年12月定例会にて、赤松正博市会議員(日本共産党鎌倉市議会議員団)の連鎖開発についての内容で関谷下坪を取り上げ、一般質問が実施されました。
インターネットを利用して、録画中継を見る事が可能です。
下記URLをクリックしていただき、『平成19年12月定例会12月10日一般質問』を選択し、再生ボタンを押してください。

http://www.kamakura-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=7591

鎌倉市の地盤計測データ

鎌倉市の地盤計測データが閲覧可能なサイトです。
玉縄、関谷近辺のデータは城廻が計測値となっているデータとなります。
地図上の「城廻▲」をクリックすると詳細がご覧いただけます。


http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/kanagawa/kamakura/P14_kamakura.htm

◆7 文化財がねむっている

住民が懸念するように第3期以降の開発があるとすると、平坦部分の開発は終わっていますからあとは傾斜地に手をつけるしかありません。
すでに部分的に掘削され、樹木も伐採されていますが
、まだまだ豊富な緑が残され、幽すいな雰囲気さえただよわせています。



そしてそこは、国の埋蔵文化財包蔵地に指定されているところと重なるのです。


玉縄城
は戦国時代、北条早雲によって築かれました。
その砦のひとつが、ここにあったと推定されています。
だとすれば、貴重な歴史史料がここに埋まっていて不思議ではありません。

開発業者にとってはなんの価値もないものでしょうが、野放しにしておくと取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。

歴史はわたしたちだけでなく、未来にも引き継がなければなりません。
ましてや、世界遺産をめざす鎌倉市なのですから、なんら手を打つことなく事業者のなすがままにしておくことがあってはならないと思いますが、はかばかしい返答をもらっていないというのが現状です。

◆6 被害

第1期の工事で、工事車両による交通事故はさいわいにもありませんでしたが、これについては今後とも十分警戒していかなければなりません。

被害はおもに、近隣住民の家屋にあらわれました。


何軒かの家で、壁や擁壁等にクラックがはいってしまったのです。

工事期間中、その騒音や粉塵はもとより、振動についても予想を超えたものでした。

つねに震度3程度の揺れに悩まされたという住民もいます。また、擁壁の下に水がたまり、不安を抱えている住民もいます。

現在小田原に本社を持つ事業者と、補償の交渉が個別になされていますが、これが解決したところで、開発が連続するかぎり、いつまたどのような被害がでるかわかりません。
現に、2期工事がはじまってまもなく、ミキサー車が電線をひっかけ、さらには近隣住民のブロック塀を傷つけています。

まるで他人の家を壊して自分の家を建てるような無法行為ではないでしょうか。

 | HOME |  NEXT »

PAGE TOP ▲

Appendix

街づくり人

街づくり人

玉縄・関谷の緑を守る為、様々な方へ情報を提供しアドバイスを頂いたりしながら、この地域を守っていこうという動きで始めました。
多くの方のコメントをお待ちしております。


Search

Calender

« | 2007-12 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -